2009年 11月 14日
「見えなくなってしまう大切な工事」
市内の中心部に近く、やはり地盤調査の結果が思わしくないため
地盤を補強する事になりました。
調査結果は、地下の支持地盤が地面より9メートル以上の深さにある為、
鋼管杭による地盤補強を採用しました。
地面から下2メートル位までは、結構締まった土ですが、
そこから9メートルまでは緩く軟弱な地盤です。
地盤補強の工事を視ていましたが、やはり結果通りスルスルと羽根付きの
鋼管が入って行きます。
支持地盤まで杭の先端が到着すると、てきめんにそれまでと違い、
上から荷重を掛けても進入が明らかに遅くなります。
決められた深さまで杭を貫入させ、1本づつ打ち込んで行きます。
しっかりと、長寿命に耐える家にするには、こうして後では見えなくなってしまう
事もしっかりと監理することが必要なのです。
街中での工事です。ご近所の方々にもご迷惑を掛ける事無く、
廻りのみなさんにも喜んでいただける家造りを心がけて進めてまいります。
現場担当は、新婚のbutuです。
by nt-nosaka
| 2009-11-14 17:55
| 現場・定期点検