2009年 06月 18日
「公立小中学校が危ない」(遅れる耐震化)
昨日、お伝えしたランキング、実は公立小中学校の耐震化の件です。
なんと震度「6強」の地震で倒壊の危険性が高い校舎が7309棟存在する。
広島県内の小中学校では「286棟」。
全国の耐震化率は「67%」。3割を超えるものには、未だ補強がされていないか
耐震の診断すら実施されていないという事が解った。
いろいろな見解もあるが、「エッ」とびっくりさせられるような数値ではないか?
これでは、親も安心して我が子を学校に行かす事も出来ない重大な事では・・・・。
そして、広島県の耐震化率はなんと「50.6%」、全国順位で第44位・・・・・・。
これは公立小中学校の順位であり、公立の幼稚園に限ると、耐震化率は、
「29.3%」(全国平均60.1%)のこの「ていたらく」。同第46位・・・・・。
第1位の神奈川県は90%を優に超えている。
未だ手つかずのこの耐震化問題、日本はこの世界の中で有数の、いや一番の
地震国であることは誰も異論はないはずなのに、この現状を、国も地方も
どのように考えているんだろうか?
1830億円の耐震補強に向けての予算が組まれているが、もっと無駄な予算から、
このような整備にもっと廻してほしいと思うのは、私だけではないはずだ。
by nt-nosaka
| 2009-06-18 15:44
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