2013年 04月 13日
断熱はとても重要・・・だけど
お住まいの断熱は大変重要です。
断熱材の種類も多く、何を選んで良いのか判断が難しいと思う方も
いらっしゃるかもしれません。
ただその断熱材の長所、短所をはっきりと把握した上ならば
どれを採用しても良いと個人的には考えます。
しかし私がオススメする断熱材はこれか・・・これ
とてもシンプルです。
断熱を説明するのもそれ自体とっても奥が深く
とてもこのブログだけではお伝え出来ません。
その深い話はまたセミナーにてお話することにして・・・・・。
家が快適になるためには様々な要素が絡んできます。
今回は断熱についての続きですが、これから色々な絡み合う要素を
ご案内しますので宜しくお付き合いください。
断熱性能を高めることは大変重要なことです。
ただ闇雲にそれを高めることによって思わぬ弊害が生まれてきます。
断熱性能を高めること=家全体がまるで魔法瓶のようになることです。
魔法瓶にすることによって家の中から熱を逃げにくくするということです。
冬の暖房、夏の冷房で心地よい室内の温熱環境を断熱によって
長い時間持続可能にするわけです。
冬は断熱性能を高めることによってたくさんの恩恵を受けることができます。
しかし逆に夏を考えてみると確かに冷房による効果は持続するのですが、
それよりも厄介な夏の日差しの対策を考えないと大変な事態が待ち受けています。
みなさんもあの茹だるような夏に太陽からの日射が
室内にたっぷりと入って来るのを想像するだけでうんざりするでしょう。
実は夏に2㎡の面積の窓から入る熱量は
1kwのストーブで部屋を温めているのと同じ位の熱が侵入してきます。
(よく見かける一般の南面の窓面積は一箇所につき3.6㎡ですから1.8kwのストーブです)
このストーブのような熱を取り去りながら
その上エアコンで部屋を涼しくしてやらなければならない訳ですから
エアコンにとっては大変なことです。
高性能なエアコンでないと
電気代も嵩むのも当たり前のことなのです。
熱損失係数(Q値)夏期日射取得係数(μ値)のバランスについてはまた次回に
そういえば(Q値)、(μ値)はこれからは(UA)(ηA)に変わります。
ki-bako「木箱の家」が、
2010年グッドデザイン賞を受賞しました!
エヌテックのホームページ ← はこちらから!
by nt-nosaka
| 2013-04-13 10:42
| 省エネ&快適